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第37回音萌の会演奏会の曲目と練習日程

S47年卒 井手 浩一

演奏曲目
 第一部「懐かしの・・」(演奏順不同)
   ディスコ・キッド
   高度な技術への指標
   風の舞
   スーパーマリオブラザーズ(ニューサウンズ2010)
   ジャパニーズ・グラフィティ]X(同上・アニメプリンセスメドレー)
 第二部(現役)
   課題曲(T) 「迷走するサラバンド」(広瀬正憲)
   自由曲 「パガニーニの主題による狂詩曲」(セルゲイ・ラフマニノフ/森田一浩編)
  1・2年バンド
   「ディスコパーティU」(ニューサウンズ2004)
   「のだめ・メドレー」(2007)
  全学年バンド
   「ディズニー・クラシック・レヴュー」(2007)
 第三部「懐かしのというか、やっぱりというか・・」
   A.リード「第二組曲」
   R.ワーグナー「ニュールンベルクのマイスタージンガー」第一幕への前奏曲

練習日程

8月2日(月) 練習なし
3日(火) コミセン リハーサル室 18時〜22時
4日(水) コミセン リハーサル室 18時〜22時
5日(木) 市民会館 第一練習室 18時〜22時
6日(金) コミセン リハーサル室 18時〜22時
7日(土) ひめぎんホール(県文) 第4リハーサル室 18時〜22時
8日(日) ひめぎんホール(県文) 第4リハーサル室 18時〜22時
9日(月) 練習なし
10日(火) コミセン リハーサル室 18時〜22時
11日(水) コミセン リハーサル室 18時〜22時
12日(木) 愛媛文教会館(祝谷) 16時〜22時
13日(金) 愛媛文教会館(祝谷) 16時〜22時
14日(土) 愛媛文教会館(祝谷) 16時〜22時
15日(日)本番!! 松山市民会館大ホール
  開場 17時半 開演 18時
  指揮 井手浩一、橘浩二、森田隆宏
  司会 らくさぶろう

 この原稿を書いているのは七月初めですから、今の時点では一体何人のOBが集まって来るのかは分かりません。今年は「樫の木」との競合を避けるために日曜開催となりました。特に遠方から帰って来る人にはご迷惑を掛けますが、やむを得ない事情を分かって頂ければと思います。

 いつも言うことですがOB会は人と人の繋がりが生命です。みんなが「やーめた」と思ってしまえば、活動はそこまでですよね。でも、四苦八苦しながらでも37年間続いて来た、その間には苦しいことも多かったけれど、やれば必ず出会いがあって、そこからまた新しい繋がりが広がって行く、そのサイクルを大事にして行きたいと思います。

 ここで現役の近況について少し。今丁度定期試験が終わって、これから正念場の一月間を迎えるところです。嶋之内君たちの原稿にもあるように、三年生にとっては苦しい苦しい期間です。

 サウンドは良くなっています。特に金管は、何処にも無理のない自然な響きが身に付きつつあります。これは冬場からずっと続けて来た、地道なトレーニングの成果でしょう(阿部先生に拍手)。ただ、いつも思うことですが「良いサウンド」を測る機械はないんですね。彼らもピッチやリズムのズレについてはすごくシビアーに取り組んでいるけれど、こと音色や響きということになると、手探り状態でおそるおそる前へ進んでいる、といったところでしょうか。

 でも、練習は決して裏切らないから、今の雰囲気のままで本番に向けて突っ走って行って欲しいと思います。クラリネットのパート練習や木管分奏なんか、傍で聞いているとその真剣さにビックリしますよ。彼らは細かいところまで決して蔑にしません。ただ、細部を大切にする余り全体のペース配分がおろそかになっているケースもあるので、それがこれからの課題かなと感じています。

 去年も最後の一週間くらいで「本当に同じバンドなの?」というくらいの変貌を見せました。高校生はほんのちょっとした切っ掛けさえあれば、後は自分たちの力だけで何とかしてしまいます。ただ外から見てどうなのか?という点については、周りからのアドバイスが必要だと思うので、近くに居るOBは出来るだけサウンドを聞いて、気が付いたことを言ってやって欲しいと思います。わたしも合奏を聞いている時は真剣勝負です。後で滅多なことを言うと「フーン」という表情になりますから。でも、スコアを事前に読んで現場で実際の音を聞いて、それですぐにアドバイスが出来る、というのは無上の喜びです。言ったことが途端に音に跳ね返って来るからです。

 では今年は久しぶりの市民会館です。今の現役たちの充実した響きを楽しみにして、帰って来て下さい。





 

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