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平成9年3月8日

胆石症について!

胆石症 胆嚢のなかに石ができると胆石と呼ばれます。大きく分けて、コレステリン結石とビリルビン結石の2つに分けられますが、最近、コレステリン結石の割合がほとんどを占めます。コレステリン結石はコレステロールの結晶のかたまりです。
胆嚢のなかに胆石があるだけでは、症状は出ません。症状のない石を私たちはサイレントストーン(沈黙している石)と呼んで、この石を治療するかどうかは議論のあるところです。
胆石の一番有名な症状は右上腹部痛です。食後、特に脂っこいものを食べた後に痛むのが普通です。時には背中に突き抜けるように痛むことがあります。痛まなくても、なにか右の肩がこって困ると訴えることもあります。40才以上の太めの女性に多いといわれています。
写真は胆嚢、総胆管などの解剖学の写真です。胆嚢のなかに石があります。

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