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今月の健康講座


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平成9年4月8日

急性A型肝炎ウイルス出現!

A型肝炎ウイルス A型肝炎は別名流行性肝炎と呼ばれます。このウイルスは人の糞便から食物を通してうつります。海産物である牡蠣(かき)を生でたべてA型肝炎にかかることが有名です。したがって冬に多い病気です
症状は発熱や体のだるさといった風邪のような症状の後に、肝炎特有の症状である黄だんなどが出現します。体のだるさや食欲の低下はひどいようですが、黄疸が出ると食欲も改善し始めるようです。。
ほとんどの例では急性肝炎のみで病気は治ります。劇症化することや、慢性肝炎になることは極めてまれといわれています。いわゆる肝臓に悪さをする風邪だと思えばよいと思います。食事のとれない、黄疸の時期のみ入院治療を必要とします。 写真はA型肝炎ウイルスの電子顕微鏡写真です。
世界からこのようなウイルスを追放し、おいしい牡蠣を安心して頂きたいものです。
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