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えー、話題のH君は前期試験の結果が思わしくなく、残念ながら出演できませんでした。

会長あいさつ

S47年卒 井手浩一


 一夜の演奏会を開催するために必要なもの。楽譜、楽器、練習場。今この原稿を書いているのは本番の三日前ですが、まだ全てが混沌としています。
「クラの誰々は来られそうか?」「いや、メールを打ったけど返事がない」
「前期試験の出来が良かったら来るって言ってたよ」「何だそりゃ(笑)」
「ユーフォの吹き手はいるけど楽器がない」「ビニール袋に包んだ楽器で良ければ借りられるよ」
「あの、アルルの女のフルートの楽譜がないんですけど。昨日来られた先輩が持ってるらしくて」「最後の一枚になる前にコピーせんかい!」
「明日は県文の地下?」「そう、あそこは一度潜ると携帯が通じんよ」
「ありゃ、今日は駐車場が開いてない」「出口の方から入って来たら何とかなると言ってたよ」
・・・とまあ毎日ドタバタの連続です。それでも我々は恵まれています。母校の、松山東高吹奏楽部の全面的な応援がなければ、このような演奏会は決して成立しません。
 今年は八年間に渡ってお世話になった浜辺先生が転任され、まさに熱血そのものの阿久津先生と山崎先生の指導により、新生松山東高吹奏楽部が誕生しました。浜辺先生の作り上げられた柔らかい雰囲気は少しも変わらず、でもクッキリとした明るいサウンドを目指して懸命に努力を続けています。どうか今まで以上のご支援をお願い致します。
 OB会は人と人の繋がりが生命線です。これからも混乱とドタバタは続くでしょうが、それは会員の知恵と協力で乗り越えて、ここに一夜集って再び音楽が出来る喜びを、聴衆の皆様と一緒に噛み締めたいと思います。




 


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