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女王がいっぱいいます。

第3部 曲目紹介

▼レット・イット・ゴー (K・A・ロペス、R・ロペス 作曲/宮川 成治 編曲)
 言わずと知れた大ヒット映画「アナと雪の女王」の主題歌で、第86回アカデミー賞では歌曲賞を受賞した、今話題の楽曲です。主人公のひとりであるエルサが、自身の思いを高らかに歌い上げる姿に、日本のみならず世界中の人々が魅了されました。この曲の大ヒットの背景として、まずはその歌詞が多くの人の共感を呼んだことが挙げられていますが、旋律のドラマチックな美しさも忘れてはいけません。今回演奏する吹奏楽版では、原曲のもつ世界観はそのままに、さらに各楽器が持つ繊細さや壮大さが加わり、歌とはまた違った表情を味わうことができます。
音萌の「ありのままの」サウンドで、どうぞお楽しみください。

▼アバ・ゴールド  (ロン・セブレフトス 編曲)
 1970年代半ばから1980年代初頭にかけて活躍した、スウェーデンのミュージシャン男女4人によるグループ〈ABBA(アバ)〉。
その人気は30年近くたった今でも変わらず、多くの人に愛され続けています。
日本でも、劇団四季がアバの大ヒット曲を集めたミュージカル「マンマ・ミーア!」を上演し、注目を集めています。数ある名曲の中から、今回は「ダンシング・クイーン」、
「マンマ・ミーア」、「フェルナンド」、「ザ・ウィナー・テイクス・イット・オール」の4曲をメドレーでお届けします。

▼クイーン・メドレー (山里 佐和子 編曲)
 1973年にデビューしたイギリスのロックバンド、〈Queen(クイーン)〉は、「世界で最も売れたアーティスト」、「ロックの殿堂」など、数々の名誉ある賞にその名を連ねています。
個性的なギター・サウンド、重厚なコーラス、そして楽曲ごとに違った表情をみせる表現力の豊かさ・・・クイーンの魅力をすべて語りつくすことはできませんが、吹奏楽アレンジでもその特徴は存分に活かされています。人気曲「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」
「ウィー・ウィル・ロック・ユー」、「ウィー・アー・ザ・チャンピオン」、「ボヘミアン・ラプソディ」、全4曲のメドレー。手拍子・足踏み、大歓迎です。
  
▼ダニー・ボーイ (ウォーレン・バーカー 編曲)
 原曲はアイルランドの民謡であり、「ロンドンデリーの歌」として知られる旋律に歌詞を付けたものである。切なさに満ちた旋律は、ビング・クロスビーを始め様々な名歌手によって、世界中で広く歌い継がれて来た。歌詞の内容は女性が男性に別れを告げるとも解釈出来るが、両親や祖父母が戦地に赴く息子や孫の身を案じる歌として捉えるのが一般的である。

▼威風堂々 第一番 (E・エルガー 作曲/M・レットフォード 編曲)
 イギリスの作曲家エルガーが20世紀初頭に作曲した、連作の管弦楽のための行進曲集。第一番はその中でも抜群の人気を誇り、中間部のゆったりとした旋律は「希望と栄光の国」と呼ばれ「イギリス第2の国歌」、「イギリス愛国歌」と称されるほどに愛されている。BBCのプロムス・コンサートで、あの広大なアルバートホールを埋めた観客が一斉に立ち上がって歌う風景は壮観である。







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