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やはり文章が長い…。

第3部曲紹介

▼銀河鉄道999 (タケカワユキヒデ 作曲 /宮川成治 編曲)
松本零士原作の『銀河鉄道999』とは、少年が亡き母と夢見た永遠の命を得るため、機械の体を求めて、銀河鉄道を美女と共に旅する話である。これを映画化する際に、歌手のゴダイゴが題名はそのままに、主題歌を書き下ろした。命の重みと生きる意味という、ややシリアスなテーマを扱っているストーリーとは裏腹に、非常に爽やかで愉しげなあの名曲を、今回は吹奏楽アレンジでのお届け。まるで銀河鉄道が天の川の線路を走り抜けるように滑らかな旋律と、軽快で快活な伴奏の対比にご注目あれ♪
さぁ、間もなく銀河鉄道発車です!いざ、銀河の旅へ~☆

▼どこまでも ~How Far I’ll Go~ 映画「モアナと伝説の海」より 
(リン=マヌエル・ミランダ 作曲)
突然だが、目を閉じて波の音を想像して頂きたい。皆さんが高校生だった頃に、ボートレース大会で聞いた音。寄せては返す、周期的で心地いいあの音。
この楽曲中では、そんな波の音を、一定のリズムで高低を刻み続けるパーカッションが表している。また、曲が始まりから終わりにかけて、どんどんと盛り上がっていくのは、少女が迷いや弱さを断ち切り、新しい道へと踏み出す強さを手にする事を表している。前半部分の柔らかいサウンドから、力強く感動的なフィナーレへの変遷も必見だ。
おっと、予め断っておかなければならないことがあった。この曲では、皆さんの心を海へと連れ出してしまう。曲が始まるまでに、浮き輪やゴーグルの着用、日焼け対策などを各自行って頂く必要がある。忘れないよう気をつけて欲しい。

▼美女と野獣 (アラン・メンケン 作曲)
『美女と野獣』といえば、エマ・ワトソンによる実写化で、話題となった事が記憶に新しい。
今回皆様にお届けするのは、アニメ版から使用されている、色褪せないAlan Menken氏の名曲だ。
原曲通りの語りかけるようなゆったりとしたテンポで始まるが、途中から急にアップテンポでジャズ調になるので、特にそこは必見。また、後半からのシンコペーションの効いたリズムでは、スイングの楽しさ感じて欲しい。きっと、いつもとはひと味違う、新しい美女と野獣をお楽しみ頂けるはずだ。

▼映画「ラ・ラ・ランド」より Another Day of Sun
(ジャスティン・ハーウィッツ 作曲 / 辻峰拓 編曲)
3年ほど前に見た、映画「セッション」の印象がよく見に行ったのだが。行くまではそう、あまり期待はしていなかった、世間ではよく騒がれていたが、そういうものに限って
「なんかなあ…」的なものがよくあるので。
ところが、なんたってエマ・ストーンの可愛いこと、共演の何かギズモに似た名前の役者なんか全然目に入らない。
最近、ハーマイオニー・グレンジャー改めエマ・ワトソンに次いで覚えた女優である。
曲紹介になってない?
「これは、個人の感想であって、曲の効果効能を表すものではアリマセン。」ハイ!

▼グレン・ミラーメドレー (グレン・ミラー 作曲 / 岩井直溥 編曲)
「ジャズ」と言われる曲を最初に聞いたのは、小学校3年の夏休み。することもなく、コレと言った友達もいなかったので、父親の乗船している船に転げ込み、だらだらと過ごしていた。船室に、レコードプレイヤーがあり、休みの時間に父がよく聞いていたのがグレン・ミラーのアルバムだった。
しばらくたって、「銀映」で「グレン・ミラー物語の看板を見つけ、母にねだり一緒に見に行った。ストーリーよりも、母の「ジェームズ・ステュアートかっこええねえ、男前やねえ。」しか覚えていない。
つい、数日前まで「男はグレゴリー・ペックみたいなのが一番よ。」と、言っていたのに。「この親にして、この子あり」です。

▼A列車で行こう (ビリー・ストレイホーン 作曲 / 宮川成治 編曲)
初めて自分で買ったレコードは、デューク・エリントンのアルバムだった。
確か、小学校4年生の時、紅白歌合戦を見ていた時デューク・エイセスと言うグループがこの曲を歌っていたと、記憶している。正月早々、お年玉を握りしめ、大街道の小早川楽器店へ行き、親父さんに「紅白で聞いたこんな曲のレコードある?」と言って出てきたのがエリントンのアルバムだった。
私「これ、ジャズやろ?」
 親父「そうよ、お前ませた奴やのう、銀馬車かパレスのバンドマンにでもなるんかい。」
こんな会話の記憶がある。このころはまだ、ジャズ=swingだと思っていた。
その後、チャーリー・パーカーやマイルス・デヴィスを聞くまでは。


▼「宝島」(アンコール) (和泉宏隆 作曲 / 真島俊夫 編曲)
名アレンジャー、真島俊夫によって、若い人の中には吹奏楽曲、と思ってる人も少なくないのでは。
1980年代に(この曲は1986年発売)バブルの風とともにやってきた、フュージョンとかクロスオーバーとか呼ばれたジャンルの曲で(本人たちは確かインストゥルメンタル・ポップと呼んでたような。)ザ・スクエア(後にT スクエア)が「TAKARAJIMA」として出したものである。
F1レース番組のテーマに使われたりもした。他にも、カシオペアなど人気のバンドもあった。
個人的には、これらのルーツは、1970年代あたりのウエザー・リポートの影響が強いのではと思ってる。  知らんけど( ^ω^)・・・

・やっと、曲紹介らしくなったところで、オシマイ。






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