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平成9年9月8日

総胆管結石症について!

総胆管結石症 胆石が胆嚢の中にあるうちは特に大きな症状が起きませんが、この石が総胆管の中に落ちると胆汁の流れを遮って黄疸や腹痛・発熱などの症状を起こします。この後急性閉塞性化膿性胆管炎といって、全身にもひどく症状のでる病気になることもあります。胆汁は1日にやく700ccでると言われていますが、総胆管がつまると十二指腸へ流れなくなり、血液の中のビリルビンの濃度が濃くなります。これが黄疸です。
写真は内視鏡を使って総胆管に挿入した細い管から造影剤を注入して、総胆管の様子を見たものです。胆嚢へはいる管の入り口に結石が認められます。(矢印)
胆石もおとなしくしていてほしいものです。
平成9年3月8日・胆石症について!を参照してください。
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