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第1部曲目解説。のだめ読んでないと分からないだろうなあ。

<曲目紹介>

▼クラシック・カンタービレ                 (天野正道 編曲)
二ノ宮知子さん原作の大ヒットコミックで、フジテレビの月九枠でドラマ化もされ、アニメ化までされた「のだめカンタービレ」に出てくる曲を宝石のようにちりばめた、 有名曲の花束。
  原作ではまだ1度しか出て来ない(でも印象な名場面だが)ラプソディ・イン・ブルー(G. ガーシュウィン作曲。今年没後70周年である。)を核に、ベートーヴェンの交響曲第7番や、ティル・オイゲンシュピーゲルの愉快な悪戯(R. シュトラウス作曲)など、主要曲が次々に現れる。
 が、残念ながらピアニカやマングースは出てきませんよ。

▼蘇州夜曲                 (服部良一 作曲/星出尚志 編曲)
  西条八十作詞、服部良一作曲の戦前の名曲、オリジナルの「吹き込み」は、霧島昇&渡辺はま子だが、元来は日本と満州(合作の映画「支那の夜」(昭和15年)に主演した李香蘭(日本名:山口淑子)のために服部良一が作った。
  当時の諸事情で李香蘭は最初の吹き込み歌手となれなかったが、昭和28年公開の映画「抱擁」の主題歌として使われ、レコーディングも行った。
  現代では当時の複雑な事情を越えて、「アン・サリー」や、「平原綾香」もカバーしている。
(この項目は、戦前の事実を表現するため、現在では使用されない呼称も一部使用しました)
 
▼チュニジアの夜         (ジョン・ガレスピー 作曲/真島俊夫 編曲)
 1942年(43年とも44年とも云われる)に当時の超有名ジャズ・トランぺッター、ディジ・ガレスピーとピアノ奏者フランク・パパレリの共作として発表された。アフロ・キューバンの強烈なリズムと、4ビートの交錯する独特でエキゾチックなテーマが聴衆を魅了し、あっという間にスタンダードとなり、クリフォード・ブラウン、アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズほか多数のグループにより演奏された。後に歌詞もつけられ(複数の試みの中で、ジョン・ヘンドリクスのものが有名)、幾多のジャズシンガーによっても歌われている。

▼グローバル・ヴァリエーション   (ナイジェル・ヘス 作曲)
  音による世界旅行、8分間世界一周とでも命名したくなる、世界各地での特有のリズムとメロディーが次々と現れる楽しい曲。最初は作曲者の故郷、英国をスタートし、各地を一瞬のうちに回って、英国に帰ってきます。
  珍しい打楽器類にもご注目。





   
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