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第35回演奏会について

今回の演奏会終了後に行われた反省会にて出た意見をとりまとめました。

問題点
・演奏会の準備作業にあたるメンバーが近年固定化しており、仕事の合間に準備を行う  ため時間の余裕がない。結果演奏会直前に一部の会員に大きな負担がかかる。それ  によって練習不足が生じ、演奏にも支障が出る。
・受付の人員を確保しておらず、演奏開始後は受付が無人となっていた。演奏の合間に  受付へ行ってみると、せっかく頂いた贈り物が放置されており、慌てて回収する事態。ま  た演奏会終了後も受付が無人であったため、アンケートがほぼ回収できなかった。
・プログラムは少人数で作成していたため、推敲が不足し、印刷後にまちがいが多く発見 された。部数を減らして印刷しなおしたため、発行数が少なくなった。結果、ご来場者全 員にいきわたらずにご迷惑をおかけした。
・花束を渡す担当者をその場で慌てて指名。非常にバタバタとしてしまった。
・会場使用にあたって、直前になってコミセン側との連絡不足により、行事が重なり、演奏 会終了後の撤収が慌ただしいものになった。

改善へ向けての意見
・以前は演奏会を取り仕切る「実行委員長」を任命していた。やはりステージマネージャー は必要ではないか。
・時間に余裕のある大学生にもっと運営にかかわってもらう。若手の育成も必要である。
・ここ10年ほど同じメンバーで行っている音萌の運営についてマニュアルを作成し、理解 してもらう。
・形骸化している総会を見直し、役割分担を明確にする。
・個人情報保護の観点から最近は名簿を発行していないが、連絡や会計には名簿が必  要である。
・演奏会終了後の慌ただしさを解消するため、開演時間を早める。
・メーリングリストのようなものを作成し、連絡体制をととのえる。
・本番に出演するメンバーを早くに把握すれば、プログラム作業が楽になるので、各パート ごとに取りまとめ、遅くとも3日前には報告してもらう。
・楽譜回収の徹底のために回収箱を用意する。
・個人の荷物、ゴミ等は個人で管理し持ち帰ってもらう。
・アンケートの回収率を上げるため、使い捨てエンピツを配る。
・チケットは無意味になっているので、チラシに一本化する。
・演奏会に出演しないが当日来られる会員を事前に把握し、受付や花束贈呈をお願いす る。


 私の個人的なことを言わせてもらえば、新ネモの年から水摩さんとともにステージの飾り付け、プログラム作成にかかわり、宮内さんも長らく実行委員長を務めました。会計はいろんな人が担当してますが、今は山根さんです。県外に出ていったメンバーも演奏会や新年会には帰ってきてくれます。演奏会の客席では多くの仲間が見守ってくれています。
ロクソツの参加率が高いのは、現役時代からの連帯感を維持しているからです。みんなが「帰ってくる場所」を作ることは地元組の喜びです。もちろん無償の奉仕が前提にはなりますが、それによって築かれていくものを目の当たりにする感動は、何物にも代え難いと思います。私たちが演奏会を作り上げていくことは、会員どうしの絆をつなげていくことです。その意味ではロクソツはとても幸せだと思います。
 学生のみなさん、一度とぎれてしまった絆を再びつなぐことは困難です。どうすればあの輝かしい時代を共有した仲間達といつまでも一緒にいられるか考えてみてください。ちょっとした努力で「あの夏」を続けられる…。音萌がそんな素敵な場になることを知ってください。                                     (平成6年卒 大元佳奈)




  

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