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愛する音楽、愛するEast Brassの皆様へ挨拶に代えて

 平成30年卒業 佐野 栞

 初めまして。Hr.を吹いておりました、佐野栞(しゃのん)です。困っているレディに対して男気を発揮したら、ほんとに原稿を書くことになってしまいました。さの? いたっけ? と戸惑うかもしれませんが、ご容赦くださいませ。
大学生活は充実しています。京都は暑いのに寒い、という欠点を除けば住みやすいところで、初の一人暮らしも概ね順調です。今も洗濯をしてからこれを書いています。(何のアピール? 笑)
後輩たちはコンクールの練習中でしょう。すでにきついでしょうか、不安だったり、ワクワクしている人もいるかな。私は今、音楽と新しい関係を築いています。本当に「音楽なしでは生きてけない!」ことに気がついたのです。受験前でも気づけば鼻歌、心の中から調べか消えない。久々に楽器に触るとこんなにもうれしい。音楽家にもセミプロにさえもなれないけれど、それでも音楽によって生きているんだ、それが私だと認めた今、とてもとても幸せです。ずっと○○君を見てるとなぜか苦しくて、変だなと思っていたのが、「ああ、恋してるんだわ」と認めてから楽になって、世界がバラ色になる――ような感じです(!?)。音楽には愛されていない片想いでも、音楽を一生見つめていようとの決心は揺らぎません! 大学では、音研(ピアノとか)と、なんとアイリッシュ音楽サークルに入りました。いや、人生は予測できませんねえ。アイリッシュは1本1000円の笛をカバンに忍ばせておけば、世界中の人とセッションして仲良くなれるそうです。すてきですね。興味のある方、ぜひご一緒に!
大好きな後輩の皆さん(こちらも片想いか)、日々の練習では、縦が、息が、ということばかり考えるので、純粋に部活を楽しむ……というよりは目標に近いでしょう。その状態も後で思えば大切で懐かしいんですが、上手か下手かを超えて、音楽が好きで、音楽やってる自分が好きだ! と言えるようになるといいな、なんて……。
以上、音楽が恋人のさのでした、以後お見知りおきを。え、人間の彼氏がいない寂しい奴って? ……お昼ご飯作るので、さよならっ!



 

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