会長あいさつ
S57年卒 戒能 哲雄
本日はご来場、誠にありがとうございます。
コロナ禍により、本当に悔しいことに、二回もの演奏会を諦めてまいりました。楽譜も配布し、特にコロナへの対策につきましても熟慮していたところですが、各々直前に中止を決断し、多方面にご迷惑をおかけするところとなりました。申し訳ありませんでした。
さて今年、音萌の会は発足五十年となりました。みなさまのご理解とご協力の賜物と会員一同感謝しております。
その半世紀の活動を支えてきたものの中で、みなさまのお力もさることながら影響が大きかったものとして、音楽というものの力をはずすことはできません。音楽に酔いしれるという言葉がありますが、会員の多くが音楽の魅力、もしくは魔力に取り憑かれた結果であるとも申せましょう。
ところで、コロナが発生した二年前、母校に長谷川公彦先生が赴任されました。赴任当初の先生の言葉が心に沁みます。
「生徒が音楽を一生続けられるようにしたい」
この言葉の下で育てられた後輩が音萌の会の一員となり、音楽の力を信じ、本会も発展させていってくれるものと思います。そして平和で、音楽と共にある世界を築いていってくれることでしょう。
みなさまには今後とも温かい眼差しでお見守りいただければと存じます。なにとぞよろしくお願いいたします。
コロナに限らずおからだには十分ご留意いただき、健康にてお過ごしくださいませ。
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