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再登板の弁                 

47卒 井手浩一


 もうOB会のホームページでご覧の方も多いと思いますが、四月になって尾崎前会長から、転勤その他の個人的な理由により会長を交代して欲しい旨の申し出がありました。わたしは既に91年から99年まで会長はやっていますが、おいそれと代役が見付かる気配もなく、やむを得ない事情なので後をお引き受けすることにしました。尾崎会長には、長期間お疲れさまでしたというお礼の言葉をお送りします。本当にありがとうございました。この会報で初めて経緯を知った方は「またか」なんて言わないで下さいね。では余計なことはさておき、今年の夏の東高と、音萌の会の演奏会の予定です。

 八月二日(土)コンクール県大会 B部門 指揮・酒井 敬彰先生(35名)
   歌劇「ばらの騎士」から(リヒャルト・シュトラウス)
  三日(日) (★但し四日に変更の可能性あり★)
      コンクール県大会 A部門
 指揮・浜辺 英夫先生(50名)
   課題曲T「ブライアンの休日」・自由曲・交響詩「英雄の生涯」から「英雄」
   「英雄の戦場」「英雄の引退と完成」(リヒャルト・シュトラウス)


 八月十六日(土)音萌の会第35回演奏会 開場5:30 開演6:00
  松山市総合コミュニティセンター・キャメリアホール
       (司会・南海放送アナウンサー・合田みゆき)
 第一部 @ルロイ・アンダーソン特集 「トランペット吹きの休日」
        「シンコペーテッド・クロック」「トランペット吹きの子守唄」 
       A「イーグルス・メドレー」(ヤマハ・ニューサウンズ)
        指揮 @井手浩一A酒井敬彰
 第二部  松山東高吹奏楽部賛助出演
       @A部門 指揮 浜辺英夫先生
       AB部門 指揮 酒井敬彰先生
       B全部員による合同演奏 指揮 酒井敬彰先生
        「アメリカン・グラフィティ][・ガーイシュイン・メドレー」 
 第三部 @組曲「動物の謝肉祭」から(サン・サーンス)
       A歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲(マスカーニ)
       B歌劇「ラ・ボエーム」第二幕から「クリスマス・シーン」(プッチーニ)
       C「ボレロ」(ラヴェル)
        指揮 @井手浩一AB増田七恵(現役二年)C酒井敬彰


【練習日程】
★会場が頻繁に変わりますので、注意して下さい。なお以上の時間帯はあくまで練習会場を確保している時間であって、実際の練習時間とは一部異なる場合があります。具体的な練習予定はOB会のホームページ(この会報の最終ページ参照)に載せますから、そちらを見て下さい。

 八月五日(火)午後六時−十時 コミセン・リハーサル室 
    六日(水)午後六時−十時 市民会館・リハーサル室
    七日(木)午後六時−十時 市民会館・練習室@
    八日(金)午後六時−十時 市民会館・練習室@
    九日(土)午後一時−十時 市民会館・リハーサル室
     十日(日)午後一時−十時 コミセン・リハーサル室
   十一日(月)午後四時−九時 ビビット・ホール
   十二日(火) お休み
   十三日(水)午前九時−午後九時 ビビット・ホール
   十四日(木)午前九時−午後九時 ビビット・ホール
   十五日(金)午前九時−午後九時 ビビット・ホール
   十六日(土)朝・コミセンへ移動・本番

 さて、会長に再登板するにあたって、わたしなりに決めたことがあります。以前ホームページに書いたように、三年間は全力を尽くします。その後は自分でも一番性に合っていると思う、現役のトレーナーに専念させて下さい。
 これからの三年間でOB会を40年、50年と続けて行く基盤を作りたいと思います。率直に言います。この十年余りは、一度殆ど切れ掛けていた現役とOBのパイプを繋ぎ直す戦いでした。一番厳しかった時期は親睦会や交流会をしようと提案しても、嫌な顔をして拒絶されたこともあります。頭の中が白くなるような経験でした。東高吹奏楽部という母体を失えば、OB会は存続出来ません。それより、会を続ける意味がありません。
 本当に幸運なことに森田先生や浜辺先生の知遇を得て、また現役諸君の理解を得て、この何年かは、いつ学校へ行っても暖かく迎えて貰えます。我々の言うことに真剣に耳を傾けてくれます。ただ、その八割以上は今東高の通信制の講師をしている酒井敬彰君の力による、と思っています。彼が高校卒業以来ずっと密着指導してくれてなかったら、今のような姿にはなっていません。
 東高吹奏楽部を卒業しても、夏になったら必ず帰って来て、まず現役のコンクールの応援をして、それから自分たちも演奏会をする、そこには、高校生にも積極的に参加して貰う、そのサイクルをたゆまず繰り返して行くしか永続の方法はありません。今年は第三部の指揮者に、現役高校生の増田七恵さんを迎えることにしました。我々OBと一緒に音楽をやってみたい‥‥と思ってくれる高校生がいる、それにいつでも応えられる音萌の会であることがわたしの理想です。
 更に、今年は演奏会の実行委員会に、20年卒の三人(後藤君・久保さん・飯田さん)が揃って入ってくれることになりました。彼らや大元さん、山根さん、石橋君、酒井君と一緒に頑張ります。どうか、宜しくお願い致します。一人でも多くの参加者を得て、賑やかな演奏会にしたいと思います。今の東高の演奏を聴くだけでも、松山へ帰って来る価値はありますよ。肝心の高校生の現況を書くスペースがなくなりました。会報の最後で稿を改めます。



  

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