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私流音楽の仕方

H21年卒 今村菜穂子

こんにちは。21年度卒フルート今村(佐伯)菜穂子です。井手さんから依頼をいただいたのでフルートの子達に私流音楽の仕方を伝授します。あんまりは参考にならないと思いますが。

 私の場合、想像するっていうのが好きだったので
まず その音楽の情景を考えるようにしていました。
できればそれはプラスのイメージにもっていけるとベストです。悲壮感漂う旋律なら悲しくも美しい、という風に。
そして それを聞かせたい人を想って吹きます。恋人、家族、友人、時にはその曲の登場人物であったりもします。それも大好きな人がベストです。
ソロのときは自分のイメージを、己を信じて(自己陶酔するできるぐらい練習してから、まあ多くの場合そこまではいけないのですが、それでも)自信満々にやっちゃってください。自分の音がその人に届くように心に響くように、ここでもまたイメージです。ユニゾンの場合はぜひみんなでイメージを作ってみてください。一体感が生まれてきっと練習がたのしくなります。
  そうやって楽器を吹くととても気持ちがいいんです。私、現役時代多くの人から「フルートを持つと人が変わるよね」って言われてました。イメージしながら吹いてその通りに出来ないと悔しくて、だから練習して、出来たら快感で。「格好いいね」って言われるのが嬉しくて。そうやって私は嫌いな個人練習の時間を消化していました。結局のところ最後はできなくても下手でも失敗しても自信満々に吹いたら勝ちなんです。そんなこんなでがんばって下さい。
 
私が音楽をする楽しさを知ったのは東高吹奏楽部に入ってからです。放任主義のフルートパートで自由気ままに練習できたこと、尊敬できる多くの仲間を得たことは本当に幸いなことです。ちょっと自慢をさせてもらうと私の高校時代は宝物です。手放しで大好きだといえる親友ができました。大好きな先輩が出来ました。放任してはいましたがかわいい後輩も出来ました。勉強だって、やりました。ベストメンバーで部活が出来ました。(少人数だった私たちの代は部活のメンバーみんながお互いを気持ち悪いくらい好きです。)
 
高校時代って、
おしゃれも好きだし、恋もしたいし、勉強しなくちゃだし、部活忙しいし・・・
って感じだと思います。でもそれってつまり充実してるってことなんですよ。それって結局は楽しいって事なんですよ。いっぱいいっぱい自慢できる思い出をつくってください。
 なんだか真面目でつまらない感じになっちゃってすいません。では! 



 

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