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私の全国大会体験記

H21年卒 木村琴美

 こんにちは!まさかこんなタイトルで会報の原稿を書くことになるなんて夢にも思っていなかった21年卒ホルンの木村です。わたしのことをご存知の方は、「なんか木村が調子乗ってる」とお思いのことでしょう(笑)。タイトルにありますように、10月に名古屋で行われた吹奏楽コンクール全国大会・一般の部に出場させていただきました。
 大
学進学に伴い神奈川にやってきました。中学高校の6年間ずっと吹奏楽部だったわたしですが、楽器持ってないしバイトもしたいし…ということで、大学の吹奏楽団に入ることはあまり考えていませんでした。でもやっぱ吹奏楽続けたいなー、と思っていたら、愛媛にいた頃の恩師に今の団(横浜ブラスオルケスター・通称横ブラ)を紹介していただきました。6月くらいから何度か見学に行ってオーディションを受けて…気付けば県大会の舞台に乗っていました。神奈川県大会を通過したら次は東関東大会、そしたら次は…と、夏から秋にかけて楽器吹いてた以外の思い出がないくらいです。
 そういう経緯で全国バンドの一員になってしまったわたしですが、正直まだまだホルンの方には自信がありません。周りのレベルがとても高いので、練習の度に学ぶことだらけです。もちろん自分の技術の及ばなさに凹むことも多々あります。むしろ毎週末凹んでます。それでもやっぱり週末が楽しみで仕方ありません。それは練習のたびにたくさんのことを学べるから、そして団員の皆さんがとてもいい人ばかりだからです。専門的なことを教えてくださるパートの方のほかにも、パートを越えて(時には金管木管の壁も越えて)いろんなことを指摘してくださる方がたくさんいます。音楽に対しては厳しいけど休憩中はとても気さくな方、楽器のことだけじゃなくプライベートなことも相談に乗ってくださる方、練習のない日も会ってご飯を食べに行ったりする友達など、大学生から社会人まで様々な方に支えられて毎日を過ごしています。

 
前置きが長くなってしまいましたがそろそろ全国大会のことを書きます。全国大会の思い出…、名古屋には本番の日とその前後の計3日滞在しましたが、その間に味噌カツ、手羽先、ひつまぶし、小倉サンドなど名古屋名物を一通り堪能したこと…とかじゃだめですよね。でもすごくおいしかったです。で、全国大会。結果は銀賞でした。やっぱ全国は厳しいなぁということを痛感しました。全国のレベルの高さに圧倒されました。でも、聴く人に何かを伝えられる演奏ができたと思っているので後悔はしていません!やっぱ金賞が欲しかったという思いもありますが。
 本当は現役のみなさんの役に立てるようなことを書きたかったのですが、自分の感じていることを言葉にする難しさに断念しました。でも1つだけ!やっぱり楽器吹くのって楽しいです!高校の頃とは随分音楽に対する考えや姿勢が変わったわたしですが(このことを詳しく書きたかったのですが見事に挫折しました)、これは今も昔も変わってません!現役の皆さん、大学生になったら毎日みっちり練習するとか難しくなりますよ。特に一般バンドに入ると。てことで、どうか今のうちに部活ができる毎日を楽しんでください♪…いでさん、こんな内容ですがご容赦ください。
 今は現役の皆さん同様にアンコンに向けて練習しています。多分会報が手元に届く頃にはもうわたしは県大会が終わっていると思いますが(笑)。現役の皆さんも頑張ってください。そしてアンコンが終われば3月21日の定期演奏会に向けての練習になります。関東方面の方は是非ご来場ください。詳細は公式ホームページ http://ybo.jp/ にて。以上宣伝でした。

 
本当に長くなってしまって申し訳ありませんが、最後に。2010年の全国大会大学・職場一般の部は松山市・ひめぎんホールで行われます!わたしにとってひめぎんホール(っていうより県文!)は市民会館、キャメリアに次いでよく吹いたホールです。最後に乗ったのは高2の高文祭だった気がしますが、もう1度あの5階建ての大きなホールで演奏できるように頑張ります!
 こんな長ったらしい文章を最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。夏休み・冬休み・春休みが見事にコンクール・アンコン・定演と被ってろくに母校に顔を出すこともできないわたしですが、東高吹奏楽部のことを遠くから応援しています!



 

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