異端児のちょこっとマジメなお話。 H11卒 鈴木潤美 皆様こんにちは。「『意外な人』かどうかは置いといて…」という前置き付きで原稿依頼を受けたH11卒の鈴木です。I手さん(あ、伏字になってないや)に「イヤラシイ系でもアブナイ系でもいいよ。」と言われましたが(どういうことですか!)、今回はちょこっとだけマジメに書いてみようと思います。 ☆☆☆☆☆ 先日、仕事で色素メーカーの方にお会いした時のことです。「ちょっと面白いから暇潰しに読んでみてくださいよ。」と、「共感覚と色聴」について書かれた記事のコピーをもらいました。 心理学を学ばれた方にとってはもしかしたら常識かもしれませんが…「共感覚」とは、人間の五感がそれぞれ独立せず、何らかの感覚と結びついたまま存在している感覚だそうです。例えば、文字を見て色を感じる人、音楽を聴いて色を感じる人などが共感覚の持ち主なんだそうです。中でも、音楽に色を感じる人を「色聴」と言うそうです。(心理学には無縁の私は、両方とも初耳でした。) 日本語には「黄色い悲鳴」「甘い声」など、音の表現にその他の感覚(視覚や味覚)が結びついた表現がありますが、これはあくまでも比喩としての表現ですよね。実際に悲鳴が黄色に見えたり、甘〜い味がしたり…なんて無いですよね。でも、「色聴」の方は悲鳴を「黄色い」と感じるんだそうです。中には「この曲は青いからト長調」「緑の曲だから、これはハ長調」と、曲を聴いたときに感じる色で調性を判断する人もいるそうです。こんな感覚があったら目の前がチカチカしてしまいそうですが…残念ながら私は色聴の能力が無いのでこんな世界を経験できません。文字通り「音色」を感じることが出来る人には、吹奏楽って、音萌の演奏って、どんな色合いに見えるんでしょうね。え?迷彩色??? ☆☆☆☆☆ 「『共感覚』って言われても、結局何か良くわからんやんかー!」という皆様のために。簡単に「共感覚」を体験してもらえる例題を探してきました(これも心理学では常識らしいですが…)。
因みに私は複合調味料(ドレッシングとかソースとか)を舐めると、頭の中に味の曲線が浮かんできます。最初に塩味のピークがあって、ちょっと平坦になって旨味のピークが…みたいに。これ?これは共感覚ではなく職業病っていうんです(笑)。じゃあこの話はまた今度機会があれば、ということで。 |