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長い、長い会長の文章です。
 「つらつらと近況報告をしようと思います」

 平成31年卒業 片岡 真奈

 こんにちは。平成30年度卒の片岡真奈です。今も変わらずオーボエを吹いていますが、大学ではオーケストラで吹くことにしました。高校時代はオケ編の曲が来るたびに地味に大喜びしていた私ですが、今は毎日オーケストラの曲をそのまま吹けることに感激する日々です!
 5月頭に、プロのオーボエ奏者である藤井貴宏氏のレッスンを受ける機会がありました。そこで、今までよしとしてきた吹き方が、表現の幅を狭めてしまう吹き方だったと知りました。今まで自分がしてきた吹き方は、人とは違うけれど、自分の個性なんだろうなと思っていましたが、それで狭まる表現が多すぎることに気付かせてもらいました。個性に甘えていたんだと。自分の直さなきゃいけないところも、「それが個性だから」と言ってしまえばなんだか満足してそのままでいいような気がしてしまいますが、表現の邪魔になる個性なんていらないと、今は思っています。そもそもそれは個性なのかどうか怪しいです…。でも無個性な音というのも面白くないですね。バランスが難しい。これって人間にも当てはまることかなと思います。個性がないと面白くないけれど、個性もどきで人を傷つけてしまっては元も子もない。なんだか難しくなってきました。個性って何なんですかね。自分探しの旅に出たい気分です。
 旅といえば、藤井先生はドイツ在住なのです。オケの木管メンバーは、藤井先生のドイツでのお話や音楽活動についてのお話を、ホットプレートで三津浜焼を焼きながら夜中の二時まで(その節は大変失礼いたしました)お聞きし、すごく影響されまして、在学中にヨーロッパに行こうと決意しました。宣言したら後に引けなくなる気がするのでここで書かせていただきます!そのために今はバイトでお金を貯めよう。あっそういえばもうすぐテストだし勉強もしなくては。しかし楽器を吹く時間も欲しい…!となると、時間が全然足りず、自分の想像していた大学生活より格段に忙しいです。しかし毎日新しいことだらけで楽しいです!そんな感じで片岡は元気にやっております。皆さんも元気にやっていますか?またみんなの笑顔が見たいです。
 現役のみんなは、今日も一生懸命生きているのでしょう。今しかできない生ものの音楽を、存分に味わっておいしく作っていってね。そういう音楽って、あの時おいしかったな、という感じで消費期限は長かったりします。受験期に聴くことになるかもしれません。(笑)
とりとめのない文章を読んでいただきありがとうございます。それではお元気で、また夏にお会いしましょう!


 

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