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落ち込むな!評価より大切なものがある!
課題曲のどうでもいい話

 今回演奏する3つの課題曲をコンクールで演奏した可能性のあるのは
「高度な技術への指標」第22回(1974年)全日本吹奏楽コンクール課題曲
昭和49年に中学生だったS55、S54、S53年卒の会員、高校生だったS52、S51、S50年卒の会員(大学、一般バンドは考慮しない)※卒業年は高校(名簿参照)
「ディスコキッド」第25回(1977年)全日本吹奏楽コンクール課題曲
昭和52年に中学生だったS58、S59、S60年卒の会員、高校生だったS55、S54、S53年卒の会員
吹奏楽のための「風之舞」第52回(2004年)全日本吹奏楽コンクール課題曲
平成16年に中学生だったH22、H21、H20年卒の会員、高校生だったH19、H18、H17年卒の会員である。

 1940年から続く伝統ある全日本吹奏楽コンクールであるが、戦争による中断をもあったが現在まで58回を数える。その課題曲にはタイトルに傾向があるようだ。
「風紋」、「風と炎の踊り」、「風の黙示録」、「そよ風のマーチ」、「五月の風」、行進曲「虹色の風」、吹奏楽のための「風之舞」、マーチ「春風」、「風の密度」、コンサートマーチ「光と風の通り道」、マーチ「晴天の風」、「汐風のマーチ」。次回には「南風のマーチ」が予定されている。
 …「風」好きっすね?ほかにも「空」、「太陽」、「海」が多く、若さを思わせるタイトルも多い。全体に爽やかなタイトルが多いようである。青春って感じ?

 もちろん「コンクール」なので優劣がつけられる。金・銀・銅賞の三種類。中でも四国大会に行くことができる金賞と普通の金賞があり、後者はがっかりな「カラ金」、「ダメ金」とよばれている。カックラ金やエサ金ではない。その発表を部長(委員長)はステージに整列して待つことになる。まず金・銀・銅が発表され、その後、四国大会に行ける学校が発表される。歓喜の後に涙ということもある。
 しかし、あくまでこれは何十校の相対評価であるので、演奏順の運もあるし、ネームバリューも影響しなくもないだろう。だから結果よりもコンクールに向けて頑張った思い出とか、友情とか、連帯感のほうがずーっと価値があると思いますぞ。ともに汗を流した仲間は一生の友。
 毎年音萌の練習に来たらその仲間に会えるんだから、37回も続いているんですよ。

 今回演奏する課題曲にも誰かの夏のいろんな思い出がつまっています。すくなくとも今日の演奏で新たな楽しい思い出が加えられることでしょう。




 

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