第3部 <指揮者紹介> ●井手 浩一(S47年卒) ネモ太郎艦長:じゃあ次ははやりのなぞかけをやりましょう。 こばやし:はい、ととのいました! ネモ太郎艦長:こばやし君、はやいですねえ。 こばやし:井手さんとかけまして、銀行強盗とときます。 ネモ太郎艦長:おだやかじゃないですね。そのこころは? こばやし:さわーぐなー(ワーグナー)、さわーぐなー(ワーグナー)と叫んでおります。 ネモっちです。 ネモ太郎艦長:うーん…微妙ですね、はい、わたなべ君。 わたなべ:井手さんとかけまして、中和剤とときます。 ネモ太郎艦長:そのこころは? わたなべ:原液(現役)と混ざり合って活躍します。なべっちです。 ネモ太郎艦長:うまい!やまだくん座布団持ってきて!おっ、こばやしくんできましたか? こばやし:井手さんの差し入れとかけまして、書きかけの小説とときます。 ネモ太郎艦長:ほう、そのこころは? こばやし:序章(女子用)しかありません。ネモっちです。 ネモ太郎艦長:やまだくん座布団全部持って行って! <曲目紹介> ▼吹奏楽のための第二組曲 (A・リード 作曲) リード(1921〜2005)は数多くの吹奏楽曲を作曲しました。昨年音萠の会定演でも演奏した「アルメニアンダンス・パートll」を始め、「オセロ」、「エル・カミーノ・レアル」など数多くの人気曲があります。この「第2組曲」は1979年作曲の、メキシコなど中南米のラテン音楽を素材にした楽しい作品です。第1楽章「ソン・モントゥーノ」の「ソン」は、キューバのダンス音楽のことです。後半には金管楽器のリズムに木管楽器が繰り返しながら答える「モントゥーノ」が現れます。第2楽章「タンゴ」には、「サルガッソー・セレナーデ」という副題がつけられています。難破船や幽霊船のイメージの濃い、サルガッソー海に響く夜の歌。曲のロマンティックな雰囲気の奥には、どこか幻想的な雰囲気が。第3楽章「グアラチャ」。スペイン起源の明るい舞曲です。第2楽章の雰囲気と見事に対照的です。ラテンです。第4楽章「パソ・ドブレ」は闘牛士の入場音楽。かつてスペイン帝国はメキシコのマヤ・アステカ文明を破壊、征服し植民地としました。リードの音楽は荒々しさと悲しみが漂い、そして熱狂の踊りへと発展して華やかに幕が閉じられます。
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