第3部
指揮者紹介
●尾崎 光芳(S59年卒)
尾﨑光芳というもの、へんな男である。音萌の会には、名だたる“へんな”者が多数存在する。少なくとも私はそう思っている。そんななかで、その風貌で会員を引き付けるわけではなく、秀逸な棒さばきで会員をうならせるわけでもない。では、なぜ、彼はここで指揮をしているのか。わからない。私には全く見当がつかない。
彼の強い、強すぎる思い、それだけだ。
選曲会議の終わった3月31日の投稿。
【長文注意。但し、最後まで読んでね♫】
(長いので独断で抜粋。)
音萌の会でこの曲やるのは抜粋演奏を含めると5回目くらいではないかと思います。初めて全曲を採り上げたのは私が高校2年のとき(S57年)と記憶しています。
(中略)
その後はおなじみのハインズレー編曲で、一部の曲を移調した譜面でした。そこが聞いているとガッカリする個所になる(何しろハインズレー自身が主兵のイリノイ州立大学のバンドを振った録音ですら全曲原調でやってます・・・と思って聴き直すと編曲通りの調でしたw)ので、ラヴェル版に準拠した完全原調編曲の楽譜を探してもらっています。
(中略)
よく耳にするラヴェル版の演奏のようにはしたくないです。原曲の持つ土臭さを押し出し、テンポも若干遅めに(木管の人、安心してください)。
(中略)
特に、ファゴットは2本必要と思われますし、(以下略)
↑『強制』感が出ている個所
6月18日。また、投稿。
【長いけどひと通り読んでください】
私が作る演奏はお聴きになった音源と風合いが違うかもしれません。テンポや音の大小も違うかもしれません。それでもEEので、聴きまくってください。
(中略)
本当の原曲はピアノ独奏ですが、ラヴェルが編曲したことによって、音そのものが変わったり、音の長さが変わったり、小節が増えたり減ったり、省略された曲があったり等々の理由で、曲をよく知らない人はピアノの原曲は演奏会終わってから聴かれた方が幸せかと思います。
長々と書いてきましたが、これまでこの曲は何度か音萌の会演奏会でやってますが、比類がないほど練習に割ける時間が無いという事情からです。
彼のこだわりが伝わるだろうか。
自ら時間がないと言っている練習では、いかんなくこだわりを発揮している。誰がなんと言おうと私がこう振ります、と宣言する。そして、彼の練習ではいまだに最終の2曲にたどり着いていない(8月11日練習時点)。
第3部、本番が、始まる・・
興和株式會社名古屋工場でもらった ケロちゃん コロちゃん |