“びっくり仰天、1位と4位”
                マナベ小児科
                              真鍋豊彦

                                                                                               

1位と4位、ゴルフの成績ではありません。
 約370,000件中1位、約1340,000件中4位、と言っても何のことかお分かりいただけないでしょう。
 実は、インターネットのYAHOO!JAPANで、「前立腺がん手術」、「前立腺がん」のキーワードで検索した結果、私の“前立腺がん手術体験記”が1位と4位にランクされているのです。
 インターネット検索は実に便利な機能で、キーワードの選び方次第で、欲しい情報が瞬時に得られます。私は使い慣れた手元の辞書とともにインターネット検索を“デジタル百科事典”として重宝しております。無料で日々更新する“デジタル百科事典”は、今後益々重要視されるのではないでしょうか。
 国内のインターネット検索サイトは色々ありますが、上位三つはYAHOO!JAPAN(ヤフー)、Google(グーグル)、MSNです。
 詳しいことは知りませんが、10月3日からヤフーが「ロボット検索」を採用し、ロボットと呼ばれるソフトで自動収集したページを対象に結果を表示するようになりました。
 これで、三つのサイトはすべて「ロボット検索」を標準とし、検索ページの順位付けをする仕組みは、各社の「企業秘密」です。同じキーワードで検索しても、各サイトでの順位は異なって表示されますが、最近、主として個人が開設するブログが急増し、その性質上、ロボット検索では評価が高くなり易いと言われています。
 私は日常的にはグーグルを利用していますが、グーグルでは約200の計算式でページを得点化し、総合得点の高い順に結果を表示しているそうです。
 
因みに、グーグルでは、「前立腺がん手術」は241件中1位、「前立腺がん」は約220,000件中14位です。MSNでは、37,389件中1位と126,513件中16位です。
 その他、GOO、freshEYE、Excite、Infoseekなどでも、「前立腺がん手術」では、すべて1位です。
 なぜこんな結果になったか、私にはまったく分かりません。
1位と4位、まさに“びっくり仰天”、検索エンジンの“怪”と言うべきか、あるいは“快”と呼ぶべきか、その“解”はどこにあるのか、インターネットに詳しい方にぜひお教え願いたいものです。(新居浜市医師会報平成17年12月号から)                                                      

(平成17年10月31日記)


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