第1部 曲目紹介
サウンド・オブ・ミュージック 作曲:R.ロジャース&O.ハマースタイン2世/岩井直溥 編曲 もとはドイツ映画「菩提樹」でも知られ、後に家族合唱団となるフォン・トラップ大佐一家にまつわる実話をもとにし、大ヒットしたリチャード・ロジャース&オスカー・ハマースタイン2世のゴールデン・コンビによるブロードウェイイ・ミュージカルですが、それをジュリー・アンドリュース主演で映画化した「サウンド・オブ・ミュージック」(1965年)は全世界で大評判をとり、第38回アカデミー大賞において最優秀作品賞、監督賞など、5部門でオスカーを受賞しています。
ダイ○ツのクルマのCFでお馴染みのこの曲のオリジナルは、フォー・シーズンズのメンバー、フランキー・ヴァリがソロで1967年にリリースしたものです。その後、ポール・アンカ、シュープリームス、アンディ・ウィリアムスといった大御所がカヴァーしましたが、なんといっても1982年のボーイズ・タウン・ギャングのカヴァーが有名です。ディスコを中心に大ブレイクしました。
これまで数え切れないほど多くの偉大なミュージシャンによって取り上げられてきたこの曲は、「ラプソディー・イン・ブルー」や「ポーギーとベス」等で有名な、ジョージ・ガーシュウィンのミュージカル・コメディ「ガール・クレイジー」(1930年)の中の大ヒットナンバーです。まさにスタンダード・ナンバー中のスタンダード・ナンバーと言って差し支えないでしょう。ニッ○ンのクルマのCFでもお馴染みですね。
|