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第1部

曲目紹介


サウンド・オブ・ミュージック     作曲:R.ロジャース&O.ハマースタイン2世/岩井直溥 編曲

 もとはドイツ映画「菩提樹」でも知られ、後に家族合唱団となるフォン・トラップ大佐一家にまつわる実話をもとにし、大ヒットしたリチャード・ロジャース&オスカー・ハマースタイン2世のゴールデン・コンビによるブロードウェイイ・ミュージカルですが、それをジュリー・アンドリュース主演で映画化した「サウンド・オブ・ミュージック」(1965年)は全世界で大評判をとり、第38回アカデミー大賞において最優秀作品賞、監督賞など、5部門でオスカーを受賞しています。
 今晩は「サウンド・オブ・ミュージック(ト○タのクラマのCFでお馴染みですね)〜ドレミの歌〜ひとりぼっちの羊飼い〜さようなら ごきげんよう〜エーデルワイス〜すべての山に登れ」といったよく耳になじんだ「超」有名曲のメドレーでお届けします。
 因みに、今年(2002年)はリチャード・ロジャースの生誕100周年です。


君の瞳に恋してる     作曲:B.クルー&B.ゴディオ/真島俊夫 編曲

 ダイ○ツのクルマのCFでお馴染みのこの曲のオリジナルは、フォー・シーズンズのメンバー、フランキー・ヴァリがソロで1967年にリリースしたものです。その後、ポール・アンカ、シュープリームス、アンディ・ウィリアムスといった大御所がカヴァーしましたが、なんといっても1982年のボーイズ・タウン・ギャングのカヴァーが有名です。ディスコを中心に大ブレイクしました。
 また日本でも多くの人によりカヴァーされていますが、上述のCFでTommy Feburuary6のカヴァーがこれまた話題を呼んだのは記憶に新しいところでしょう。今夜のアレンジは、こういったポップスのアレンジでは地味になりがちな楽器であるソロ・フルートをフィーチュアしたきわめて「カッコイイ」ものになっています。
 パーカッションにもご注目。特に小脇に抱えたタイコの底から手を入れて「キュコキュコ」珍無類の音を出している「クィーカ」というやつにね。


アイ・ゴット・リズム     作曲:G.ガーシュウィン/藤崎邦夫 編曲

 これまで数え切れないほど多くの偉大なミュージシャンによって取り上げられてきたこの曲は、「ラプソディー・イン・ブルー」や「ポーギーとベス」等で有名な、ジョージ・ガーシュウィンのミュージカル・コメディ「ガール・クレイジー」(1930年)の中の大ヒットナンバーです。まさにスタンダード・ナンバー中のスタンダード・ナンバーと言って差し支えないでしょう。ニッ○ンのクルマのCFでもお馴染みですね。
 今夜のアレンジはゴージャスなサックス・セクションとアグレッシブなパーカッションを中心として、あちこちにさまざまな形でメロディーが顔を出します。
 スピーディでキレのあるリズムの奔流をお楽しみ下さい。

 





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