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小川さんの「8月中旬」では間に合わないし。

第1部指揮者紹介

尾崎 光芳(59年卒)
 「尾崎に始まり尾崎に終わる」
 8月中旬、携帯が鳴る。表示を見ると『尾崎光芳』。毎年この時期になると必ず連絡が入る。
 「おがわー!今年は音萌出れるんかー」夏の始まりがこのフレーズで始まると行っても過言ではない。毎年、音萌の地元人としていろんな準備をしてくれていて、大変心強いかたである。
 8年ぶりに練習会場へ足を運ぶと……尾崎さーん、何kg増えました?
 30回記念、恩師の指揮、なにを取っても感動すべき音萌の会であるが、それよりもそれを支えてくれている尾崎さんに感動感動です。
 私自身、8年ぶりに爆発できそうかな?これからもよろしくお願いします。

酒井 敬彰(H15年卒)

 待望久しいOB会の大型新人である。いや、彼の場合もう新人とも言えないのかもしれない。二年生の時に部長になって以来森田先生の右腕となって奮闘し、音萌の演奏会でも現役との合同演奏指揮者として活躍してきた。今年も愛知の大学に行ったはずが頻繁に東高に姿をあらわし『ドン・ファン』のオケスコアを片手に、いろんなパートにたえず目を配っている。現役からは『サッシー』と慕われ浜辺先生の信任も篤い。一説によると既に来年の自由曲の編曲を始めているとかいないとか……。彼からはよく携帯電話がかかってくるが、そのたびにチューバの下に敷く台はありませんかとか、まったくの初心者を早く上手くする方法はありませんかとか、打楽器アンサンブルを校外で練習できる場所はありませんかとかいう、無理難題が飛び出して来る。そんな相談を高校生に持ちかけられるのも彼の人徳だろう。本職はコントラバス奏者だが人のいない時にはグロッケンもたたくし、シンバルのキューも出すし、もちろんピアノも名手である。人数が五人しかいない合奏(音萌にはそんな日も多い)ではコントラバスで、足りなさそうなパートをおぎないながら弾いてくれる。ガンバレ酒井君、君がいれば半世紀記念演奏会も夢ではない。とりあえず来年までに二枚リードの削り方をマスターして、東高をオーボエ・ファゴット王国にしよう。





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