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  なぜ?なに?おこたえコーナー



○「すいそうがく」って何?
こたえ:テレビでよく見るのはオーケストラ。かんがっき(フルートやトランペットみたいに、くだにいきをふきこんで音を出すがっき)、だがっき(もっきんやたいこみたいに、バチでたたいて音を出すがっき)、げんがっき(バイオリンのように、ゆみでげんをこすって音を出すがっき)でえんそうするよ。すいそうがくはこのげんがっきがいないんだよ。でもよーく見ると、ステージの右にコントラバスというげんがっきがいるね。すいそうがくでもこのげんがっきだけは入るんだな。こんかいのえんそう会にはとくべつに、もうひとつチェロっていうげんがっきがいるからさがしてみてね。

○えんそうがはじまる前、みんなでぶーって音を出してるのはなぜ?
こたえ:がっきによって音の高さがちがうのを、ちょうせいしています。がっきのくだの長さをちぢめると高くなり、のばすと低くなります。こうやってきれいなハーモニーを作っていきます。ためしにおともだちといっしょに「ドー」って言ってみてね。わんわんゆれるように聞こえるときは、音の高さが合ってないってこと。きれいにひとつの音になるようにがんばってみてね!
さあ、ねもの音の高さは合ってるかな?

○えんそう中にがっきから水がでるの?
こたえ:長いじかんえんそうしていると、あたたかいいきがすいじょうきになって、がっきの中に水がたまります。いっしょうけんめいふいているとツバもたまります。これをときどきがっきからぬいておかないと、ボコボコっていう音になっちゃいます。
ソロがうまくいかなかったあと水ぬきしてるのは、しっぱいをがっきのせいにしている人です。

○曲のあいだにせきがえするのはなぜ?
こたえ:たとえばいちばんうしろの左がわにならんでいるトランペットを見てみよう。おなじがっきだけど、いくつかのパートにわかれていて、高い音をふく人がいちばん右がわにすわるんだ。左にいくほど低い音をふいているよ。何曲もえんそうすると、ときどきこのパートをこうたいするから、自分の音の高さにあわせてせきがえするんだ。ホルン(うしろから2れつめのまるっこいがっき)が1ぶのあいだせきがえをしないのは、ねんれいじゅんにすわって、せきがえしないってかってにきめているからだよ。右と左のどっちがわかい人かな?

○しきしゃって何してるの?
こたえ:曲のはやさや音の大きさ、曲のイメージをみんなにしじしています。よーくしきしゃのうごきを見ていてね。はやくなったり、おそくなったり、大きくなったり、小さくなったりといううごきにあわせてえんそうも変わってくるよ。しきしゃのしじどおりにえんそうしてない時は、みんながくふをよむのにひっしで、しきしゃを見るよゆうがない時だから、みのがしてあげてね☆