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1部<指揮者紹介>


●井手浩一(S47卒)


  井手さんは、いつも東高吹奏楽部のことを気にかけてくださる素敵なおじさまで、合奏のときに入ってこられると、黄色い歓声が飛び交います。またいつも私達に適切なアドバイスをして下さいます。
 井手さんとかけまして、いちご大福ととく。その心は、クールな外見と、いちごの赤のように内に秘めたる情熱、ときおり見せる甘い一面……。もうみんなメロメロです。おかげで今年のコンクールは優秀な成績を修めることができました。
 井手さんのアドバイスは、私達の音楽に潤いを与え、井手さんのシュークリームは、私達の体に糖分を与えた。あの糖分なくしてあの日の演奏ができただろうか、いや、ない。 
 ここで一句
   シュークリーム
   どけた彼への
   ヴソング
   しろ姿が
   てきな井手さん

今日はそんな井手さんの後ろ姿をお楽しみください。



●酒井敬彰(H15年卒)

 酒井くんと初めて会ってから5年ほどになるだろうか。彼は音萌に入ったとき、いや現役のときから、老成というわけではなかろうが、妙に落ち着いていて、しかも周囲の彼よりずっと年上の会員に溶け込んでいた。その年齢を感じさせない雰囲気のせいで、若い指揮者であるにもかかわらず、個性派揃いの音萌奏者を前に一歩も引かず、衝突も少なかった。これはひとえにかれの音楽に対する姿勢に、揺らぎやブレが無かったせいであろう。
 ポップスや若者文化には詳しくはないが、何故か映画「交渉人真下正義」のボレロのくだりは知っている。突然コントラバスで「ぞうさん」を真面目に弾き始める。ピアノがそこにあれば弾かずにはいられない。ファッションにはこだわらない。髪形も会ってからずっといっしょ。PCには詳しくないが携帯メールの返事ははやい。

 だんだん音楽から離れてきてしまった…。
 そんな周囲に影響されない酒井くんの創り出す音楽。今宵は音萌の奏者とともに
「酒井ワールド」をお楽しみください