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吹奏楽部顧問長谷川先生の紹介文です。

長谷川先生のこと

S59年卒 冨永幸伸


 僕が長谷川公彦先生と初めてお会いしたのは、もう30年以上前。国立音楽大学を卒業されて、愛媛の高校の音楽教諭として新たなスタートラインに立たれたころだった。
 ユーフォニアムもトロンボーンも華麗に吹きこなし、オシャレでダンディ。こんな方にはかなわんわ!と思った(笑)。
 その後、愛媛ブラスアンサンブルを主宰され、僕を司会役でお声がけいただくようになったことからお付き合いが深まる。
先生は三崎高から松山西、そして伊予高へ。もう書く必要はないかも知れないが、伊予を全国大会へ計10回導いてこられた。
 僕は豚児が3歳のときにピアノを習わせようと、その先生を探していたら、長谷川先生の奥様が面倒を見ていただけることになり、それから14年もお世話になった。
 人生とは不思議なもので、僕がやらせたわけではないのに豚児もテューバを吹くようになり(しかも母校・雄新中!)、高校を選択する際、「伊予高で吹部に入って全国大会に行きたい」と言い出した。
もちろん僕は反対などするはずもなく、長谷川先生に3年間お預けするつもりでお願いした。おかげで3年続けて名古屋(全国大会)に行くことが出来、また先生からご紹介いただいたテューバの鈴木浩二先生(九州交響楽団)が講師としてお勤めの大学に豚児が現在通っている。
 そんなこんなで何かとお世話になりっぱなしの長谷川先生の紹介文を、僕が書くことになったのはいいが、僕が先生のことを長々と書くよりも、Q&A方式で直接伺った方がよいのでは?と思い、そうさせてもらうことにした。
では、いってみましょう。

長谷川先生に10の質問!
@ いつから楽器を?またなぜユーフォニアムを?
5歳上の兄が、中学校で柔道に部入るはずが、すごいオーラの先輩に強引に誘われて吹奏楽部に入り、そのままその先輩の吹いていたユーフォをやることになった。その影響です。兄が高校から時折持ち帰って掃除していた楽器は、ラッカーなのにピカピカの純金に見えたのか、まばゆかったからかっこよかった。
A 高校時代の吹部の思い出を。
偉大な先輩たちが沢山いらっしゃる高校でした(山口県立下関西高)。なにかの拍子に間違えて、2年生の時、課題曲「プレリュード」と自由曲「フィンガルの洞窟」で全国大会(普門館)に行きました。
B ご自身の高校のOB会はどんな感じでしょう?
OB会が、そのまま歴史を物語ってくれるような大きな存在でした。大学オケや吹奏楽団などで続ける名手も多かったし、進路の面でも活躍される方ばかりで、憧れがありました。毎年春には、一緒に関門海峡(それこそ壇ノ浦)を見下ろすユースホステルに合宿を張って、3月末のスプリングコンサートに備えました。先輩たちとご一緒できるのが楽しみで仕方なかった。
C 東高に転任が決まったときのお気持ちは?
これ言いますか(笑)?
静かなる感動…といったところでしょうか。コーラスと弦楽と吹奏楽の3つを担当できるのが嬉しいな。ボート部のあるような伝統校、おもしろそうだな。
どんな授業が楽しいかな。いろいろやってみたいな…と。
D 東高の校風など、感ずるところを。
質実剛健。生徒による自治もあり、自由で闊達な、私の母校に似た校風、しかし、改革の必要あり。伝統が築いてきた遺産は、その名を借りれば目減りばかり。新しく何かをやらないと!
E 東高の校歌、スバリどうですか?
さすが、大御所中の大御所の作曲ですね。やりがいがあります。
F 今、現役はどんな活動をしていますか?
3年生が6月で引退をしたので寂しくなりました。1,2年生で細々とやっています。しかし、何をやっても成長です。発展しかない。
G 音萌に期待することは?
取り戻しましょう、たくさんのこと。共にありましょう、東高のために。
そして、新たな挑戦をしましょう!
H 好きな作曲家は?
バッハとしておきます。あいさつ代わりに演奏(東高公式YouTube)したのもバッハでしたので。
I 座右の銘を。
伝統とは、改革・改良・改善の連続である。

いかがでしたでしょうか。
 もっと色々と訊きたいことはあるんだけど、文字数も限られてますので、訊きたい方は、打ち上げにて。また先生の演奏が聴きたい方は東高の公式YouTubeをぜひどうぞ。
あ、ワタクシもYouTubeチャンネルありますので(「らくさぶチャンネル」)どうかチャンネル登録&高評価をよろしくお願いします。
ちゃっかり自分の宣伝も忘れない冨永でありますが、今回の演奏会では指揮をさせていただきますので、どうかお手柔らかにお願いします。○○さん、○○さん(笑)!
 ともかく長谷川先生率いる現役の吹部を我々は様々な角度から応援したいものです。そして、いつかはOB軍団でバスをチャーターして名古屋へ…。いやいやマジで遠くないかもしれませんよ。


  

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